2017/04/25

まもなく開催「第4回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会」を解説

桜の木は、葉桜となり緑が太陽に照らされてまいりました。
朝のランニングコースには、桜を植えた並木通りがあり、清々しい朝を彩ってくれています。

そこで、2017年度の主要大会第1弾となる「第4回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会」について本日は解説します。

大会基本情報


公式サイトは日本体操協会(第4回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会

開催日程


2017年5月12日(金) ワールドゲームズ選考会
     13日(土) 11-16才部門別競技
     14日(日) 17-21才部門別競技、オープン部門予選・決勝

スケジュール

ワールドゲームズ選考会(5月12日)


  • 予選(女子 18:45開始、男子 19:05開始)
  • 決勝(女子 19:25開始、男子 19:40開始)

11-16才部門別競技(5月13日)


  • 11-12才(女子 9:45開始、男子 9:45開始)
  • 13-14才(女子 10:30開始、男子 12:45開始)
  • 15-16才(女子 14:15開始、男子 14:15開始)

17-21才部門別競技、オープン部門予選・決勝(5月14日)


  • 17-21才(9:45開始)
  • オープン予選(12:45開始)
  • オープン決勝(17:00開始)


会場


ヤマト市民体育館(群馬県前橋市)<地図
〒371-0816 群馬県前橋市上佐鳥町460−7


ポイント



  • ポーランドで開催予定のワールドゲームズへ参加する日本代表ペアが決定
  • ブルガリアで開催予定の世界選手権へ参加する日本代表選手が決定
  • ブルガリアで開催予定の世界年齢別選手権へ参加する日本代表選手が決定
  • オープン部門は強化指定ランク取得可能カテゴリー



ワールドゲームズに参加する日本代表ペアの決定方法


昨年の全日本選手権シンクロ競技で男女上位3組が、日本代表ペアの座をかけて戦います、日本代表ペアは男女1組のみ、シンクロ競技の採点はペアがどれだけ同じタイミングで演技を行えているかが、得点に大きく影響するため1名だけが突出した演技をしても勝てません。息の合った演技をしたペアが日本代表となります。

各ペアは第2自由演技2本の得点で争います、非常に高い集中力が必要となる試合になります。


世界選手権に参加する日本代表選手の決定方法


オープン部門には13才以上の選手が参加することが出来ます、但し、年齢別部門と両方に参加することはできません。
参加者はシニアルールで予選を行います、シニアルールは、第1自由演技1本、第2自由演技1本の合計点で争うルールで、予選通過者は上位8名までとなります。
予選通過者は、決勝で第2自由演技1本を行い、決勝演技の得点が最も高かった選手が日本代表選手となります。
但し、男子は予選と決勝の合計得点が163.00点、女子は149.00点を超えていることが条件となります。
日本代表選手となるのは、17歳以上の男女各1名と前年までよりも厳しく、今年の参加選手へのプレッシャーは高いものとなることが想像されます。


世界年齢別選手権に参加する日本代表選手の決定方法


年齢別部門に参加する選手から選出されます。年齢別部門には年齢に応じてカテゴリーが分かれています。
カテゴリーは、11-12才、13-14才、15-16才、17-21才の4カテゴリーがあり、2017年12月末時点の年齢に応じて、カテゴリーが分かれます。

選考方法は、第1自由演技1本、第2自由演技2本の合計点で争われ、予選、決勝といったものはありません。

合計点が最も高い選手から男女各2名が選出されます。
但し、各カテゴリーごとに派遣標準得点が設定されており、この得点を超えていることが条件です。

強化選手指定ランクの取得


本大会のオープン部門に出場する選手は、順位に関係なく第1演技、第2演技、準決勝または決勝の合計得点により、各ランクの強化指定選手に認定されます。

SAランク

男子 173.8(113.1+60.7)点以上、女子 159.4(104.3+55.1)点以上

Sランク

男子 170.0(110.8+59.2)点以上、女子 155.4(101.8+53.6)点以上

Aランク

男子 165.5(108.1+57.4)点以上、女子 152.7(99.9+52.8)点以上

今年度から基準となる点数が見直されています、上位を狙える選手は目標設定として見直しておくのが良いでしょう。

また、括弧書きで合計点の理由が記載されました。
男子は、第2演技で60.7を獲得できるならSAランク、59.2ならSランク、57.4ならAランクを狙えることが分かります。

強化選手に認定されると、海外大会への遠征費の補助や、次年度の全日本選手権への出場権など特典があるため選手たちは大会への出場機会を、通常より多く得られます。

2017年度を占う意味でも、重要な大会となります。
選手の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいと思う気持ちと、事故のない素晴らしい大火にしてもらえればと思います。

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