2017/03/23

衝撃 日本体育大学クラブ 高校生以下の選手を全員放置

日本体育大学が、まだ義務教育も終わらない小さな子どもに対して、スポーツ参加を拒絶し、選手生命を奪う事態を引き起こす!


日本体育大学は、トランポリン競技部で活動してきた、幼児、小学生、中学生、高校生の全ての選手について、今後は活動に参加させないことを決定したとのことです。

これを知った瞬間、私は教えてくれた知人の言うことが信じられず、何度も聞き返してしまいました。

何よりも、体育・スポーツの普及・発展を積極的に推進することを「建学の精神」として掲げている、特徴的な大学において起こったことが衝撃です。

いったい何が起きているのか


マイナースポーツにおいて、その活動参加者が減退していくことのダメージは、日本体育大学のように、数多くのスポーツを推進してる大学であればこそ、どれだけ大きなものか容易に想像できるはずです。

それにも関わらず、まるで日本体育大学はトランポリン競技については、今後、活動を縮小させ、いずれ活動を完全に停止させるような方針をとったことは、まったく理解できません。

こうやって、日本のトランポリン競技は、なくなってしまうのでしょうか

今回の決定により、影響を受けた選手は大よそ次のようになると思われます。

・10歳以下(男子)4名
・11-12歳(女子)1名
・13-15歳(女子)1名
・15-16歳(男子)2名
・17-18歳(男子)1名
・17-18歳(女子)1名

これらは、年齢別大会と全日本ジュニアのスタートリストから予想される人数です。
合計で10名もの子どもが影響を受けており、各選手の大会成績を確認してみると、川崎市長杯、都道府県対抗など、大きな大会で入賞、優勝した実績をもつ選手まで含まれていました。

これは、選手登録していたトランポリン競技にかかわる子どもたちのみであって、もっと小さい選手登録前の子どもも数十名いるはずで、これら影響を受ける子どもの数は、活動を継続する大学生よりも多いものと思われます。

日体大では、トランポリンのようなマイナースポーツは、もう相手にしない


これまで伊藤先生が、日体大にいたから守られていただけで、伊藤先生が定年を迎えられたことによって、守ってくれる人がいなくなってしまったのでしょうか

後任の山崎先生も、大きな大会で審判席に座られている方なので、伊藤先生が安心してバトンタッチしたものだと思うのですが、結果からすれば、力不足だったのだと思います。

私は、これまで他のスポーツを観戦するときにも、日体大の選手について応援したくなる気持ちでいっぱいになりましたが(もちろん、所属に関係なく他の選手も応援しています)、今後は、そんな気持ちになれるのか不安です。