ワールドゲームズとは
国際ワールドゲームズ協会(IWGA)主催、国際オリンピック委員会(IOC)後援で4年に一度、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年に開催される大会です。
4年毎に開催されるワールドゲームズ大会は、世界最高レベルという基準で各競技の国際スポーツ連盟(IF)によって選ばれた選手たちによって馴染みの深いスポーツから目新しいスポーツまで、約10日間にわたって熱戦が繰り広げられます。
今回は、2017年7月20日~30日(開会式 7月20日 / 閉会式 7月30日)の期間で、ポーランド共和国(ヴロツワフ)で開催されます。
ワールドゲームズ最終選考会
男子・女子の両方を通して、日本代表を勝ち取ったペア以外は、演技を中断しており、この選考会におけるプレッシャーは大きいものだったと思われる。
また、選考会を実施したタイミングも、大会全体プログラムの一番最初であったり、今年からH得点が採用された最初の大会であることもプレッシャーを大きくしたものと思われます。
観戦していて、伊藤選手、中野選手の中断は、例えオリンピックに出場した経験をもってしても、克服しきれない難しさがトランポリン競技にはあると思わされる一場面であった。
見事、日本代表を勝ち取った両ペアには、7月に向けて更に完成度を高めてもらい、選手自身が納得のいく結果を持ち帰ってもらえたらと思います。
選考結果: 男子 石川大和(金沢学院)・中園高登(金沢学院)ペア
予選3位だった池野・藤田ペアが、藤田選手の怪我により棄権してしまい、2組のペアによる選考となった、前評判はオリンピアンペアの伊藤・棟朝ペアでしたが、選考会では伊藤が2本とも演技を中断する事態となり、石川・中園ペアが日本代表となった、若干の消化不良ではあるが、石川・中園ペアは予選(全日本選手権)を上回る得点を獲得しての日本代表であり、ワールドゲームズが行われる7月までに更なるレベルアップが期待できる若手ペアとも言えます。
選考結果: 女子 佐竹玲奈(アポロメディカル)・土井畑知里(三菱電機)ペア
日本体育大学時代からシンクロ競技では抜群の強さを誇る佐竹・土井畑ペアが、日本代表となった。他のペアが演技中断するなかで、このペアだけは最後まで中断することなく演技を終えたことが勝因となった。7月のワールドゲームズでも安定した演技を武器に十分な成果を持ち帰ることが期待できるペアだと確信しています。
男子予選通過ペア
予選1位 伊藤正樹(東栄住宅)・棟朝銀河(エアリアルドリーム)
予選2位 石川大和(金沢学院)・中園貴登(金沢学院)
予選3位 池野友崇(日本体育大学)・藤田隆之介(日本体育大学)
女子予選通過ペア
予選1位 佐竹玲奈(アポロメディカル)・土井畑知里(三菱電機)
予選2位 森ひかる(金沢学院)・中野蘭菜(星稜)
予選3位 宇山芽紅(金沢学院)・高木裕美(金沢学院)